セブン&アイ・ホールディングスは今後約5年で国内のコンビニ店舗を約1000店増やす計画を発表しました。
セブン&アイ・ホールディングス スティーブン・ヘイズ・デイカス社長 「9月をもって我々はセブン&アイを歴史上、初めてコンビニエンスストアに特化した事業体になります」
セブン&アイ・ホールディングスは6日、2030年度までの経営戦略を発表し、国内のセブン-イレブンの店舗を現在の約2万1000店舗から、さらに1000店程度、増やす方針です。
さらに、今ある5000店舗に店内で焼いたパンや、いれたての紅茶などを提供する設備を導入する計画で、レイアウト変更などのため3000億円を投じます。
赤字が続いていたスーパー事業を分離し、コンビニ事業に注力することで、売上にあたる営業収益を2024年度の10兆円から約11兆3000億円に増やすとしています。
また、カナダのコンビニ大手「クシュタール」が買収提案を撤回したことについて、デイカス社長は経営戦略に影響はないとの考えを示しました。