8日、鹿児島県では記録的な大雨に見舞われ、住宅が倒壊して女性が行方不明となっています。行方不明となっている女性の捜索活動が続いている鹿児島県姶良市の現場から報告です。
（北遥希記者報告） 捜索が続いている姶良市の現場です。こちらでは3つの建物が倒れているのですが、そのうち一番手前の大きく傾いた建物に女性がいる可能性が高いとし、警察は重点的に捜索を続けています。
崖崩れが起きたタイミングで建物に置いていたバイクに乗ろうとしていたとみられています。
警察によりますと、この家には4人が住んでいて、そのうち3人とは安否の確認が取れていますが、30代の女性と連絡が取れなくなっています。
女性は倒壊した住宅に取り残されているとみられ、警察と消防は9日も約50人態勢で重機を使ってがれきの撤去などを行っています。
警察犬も加わって捜索が行われていますが、これまでのところ女性の安否は確認できていません。
警察はこの後も24時間体制で捜索にあたる予定です。
発生から30時間以上が経った今、女性の安否確認が急がれます。
