防災対策を家庭で行っている人や実際にかけた費用が前の年からわずかな伸びにとどまりました。
先月行われた防災意識に関する調査で、家庭で防災対策を実施している人の割合は52%(前年比+1ポイント)、対策にかけた費用は2892円と(前年比+61円)いずれも前の年からわずかな伸びにとどまりました。
具体的な対策では「簡易トイレの準備」が2割以上伸びたほか、「避難所の確認」や「生理用品の備え」が1割近く増えました。
対策が進まない理由は「実感がわかず優先度が低い(42%)」が最も多く、調査を行ったインテージは「継続的な啓発や手ごろな価格での防災商品の提供が求められる」と指摘しています。