九州地方を襲った大雨で被害を受けた福岡県と熊本県では、行方不明者の捜索が14日も行われています。
福岡県福津市では60代の男女2人の行方が分からなくなっていて、13日までは川を中心に捜索が行われていましたが、14日は範囲を広げて宗像市の海岸沿いでも警察と消防など、およそ60人態勢で捜索が行われています。
一方、13日宗像市の沖合で成人女性の遺体が見つかっていて、行方不明となっている女性との関連も含め身元の確認を進めています。
また、熊本市南区の川で13日に遺体で発見された男性が行方不明となっていた長田修さん(74)と確認されました。
大雨による熊本県の死者は合わせて3人になりました。
他にも熊本市で流された車に乗っていた男性1人と、甲佐町で女性1人の行方が分かっておらず、捜索が続けられています。