ウクライナ情勢を巡り石破総理大臣は、フランスなどが主催する首脳会合にオンラインで出席し、「ウクライナを含める形で議論がなされるべきだ」とロシアの前向きな対応を求めました。
「ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合」は、日本時間17日午後10時ごろからイギリス、フランス、ドイツの3カ国が主催する形で行われました。
石破総理は、13日に続いてこの会合に参加し、米ロ首脳会談をふまえて、「トランプ大統領がロシアによる侵略の終結と公平かつ永続的な平和の実現に向けて積極的に取り組んでいることを歓迎する」と述べました。
そのうえで、「主権と領土の一体性に関わる問題は極めて重要」と指摘し、「ウクライナを含める形で議論がなされなければならない。ロシアが前向きに対応することを強く求める」と述べました。
また、石破総理は「侵略を終結に向かわせるうえではインド太平洋を含む世界の安全保障などに禍根を残さないよう連携して対応していく」と強調しました。
写真提供：内閣広報室
