東北北部での記録的な大雨により、秋田県仙北市では11世帯の孤立状態が続いています。
仙北市では19日からの48時間で300ミリを超える観測史上最大の雨量を観測しました。
この雨で20日、市内を流れる桧木内川が氾濫し一夜明け、朝から住民が復旧作業を進めています。
「床上(浸水)は初めてですね。風景が様変わりしていたのでショック」
市によりますと、冠水などの影響で上桧木内地区の11世帯25人が現在も孤立状態となっています。
また、青森県新郷村の国道454号では崩落や倒木の影響で9キロにわたって通行止めとなったほか、奥入瀬渓流沿いの国道でも土砂崩れのため通行止めが続いています。
JR東日本は、線路の安全確認などのため秋田新幹線の秋田駅と盛岡駅の間の上下線で始発から運転を見合わせています。
21日正午ごろ、運転を再開するとしています。