アメリカの関税措置を巡り、28日からアメリカへの訪問を予定していた赤沢経済再生担当大臣が、急きょ、訪米を取りやめました。
当初、赤沢大臣は午前10時すぎに羽田空港を出発し、30日までの日程でワシントンを訪れてアメリカの閣僚らと協議する予定でした。
政府関係者によりますと、アメリカ側との調整の中で事務的に調整すべき点があることが判明したため、出張を取りやめ、事務レベルでの協議を続けていくことになったということです。
今回の訪米では、80兆円規模の対米投資などについて日米で作成した共同文書を発表し、自動車関税などを引き下げるための大統領令の発出につなげたい考えでした。