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長生炭鉱での遺骨発見巡り市民団体が国側に現地調査や資金援助を要請

社会

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 山口県宇部市の長生炭鉱で海底の坑道から人の頭蓋骨などが発見されたことを巡り、遺骨の収集を目指す市民団体が国に現地調査や資金援助などを要請しました。

 長生炭鉱では1942年に水没事故が発生し、朝鮮半島出身者を含む183人が犠牲となりました。

 先月、遺骨の収集に向けて活動する市民団体が潜水調査を行い、人の骨を複数発見しています。

 今月9日、遺骨の発見後初めて市民団体が厚労省や外務省などに対して現地調査や今後の活動への資金援助を求めました。

 国側は韓国政府との調整が必要のため、遺骨のDNA鑑定をまだ実施しておらず、遺骨が古いために鑑定が可能かどうかも「やってみないと分からない」との見解を示しました。

 18日には厚生労働省の担当者が実際に現場で調査したダイバーの話を聞くことになっています。

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