学歴詐称問題で市議会から不信任決議を受けた静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)は、議会を解散した。田久保市長は「議会の改革で信を問いたい」と説明している。
■田久保市長「市民に信を問うべき」
田久保市長 「令和7年9月10日、議会を解散するため通知をいたします」
議会の解散か、辞職・失職か。判断の期限が迫るなか、田久保市長が選んだのは「議会の解散」だった。
田久保市長 「市政にとって、市民生活におきまして、大変重要な議会においての審議や採決が議会初日をもって放棄されてしまったという事実は、事実として冷静に受け止め判断し、改めて広く市民の皆様に信を問うべきであると考えました」 「議会のほうが最終日まで滞りなく進みまして、最後の段階で私に対する不信任決議が出た場合には、違った選択肢もあったのではないかと」
議会解散の判断に前議長からは怒りの声が上がった。
伊東市議会 中島弘道前議長 「この大義なき解散につきまして、本当に今、私ども怒りしかありません。市政の停滞はこのまま続き、市民の皆様には引き続き心配とご迷惑をおかけすることとなります」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年9月11日放送分より)