アメリカ・フロリダ州の連邦裁判所は、トランプ大統領がニューヨーク・タイムズを相手取って提起したおよそ2兆2200億円の名誉毀損の訴えを、訴状が長すぎるとして却下しました。
トランプ氏は、ニューヨーク・タイムズが長年にわたり嘘や中傷を続けたことで名誉を毀損されたとして、およそ2兆2200億円の損害賠償を求めてフロリダの連邦地裁に提訴していました。
メリーデイ判事は、85ページに及ぶ訴状について、「控えめに言っても不適切で許容しがたい。裁判所は簡潔で平易かつ直接的な申し立てを要求しているが、くどくて余計かつへつらう内容が多く、裁判所の規則に違反していた」と判断しました。
弁護側は、28日以内に修正版を再提出することが可能だということです。