きょうから10月。3000品目を超える数の食品が値上げされました。
■高いバナナ 安いバナナと何が違う?
客 「大幅に変わると買う頻度が変わるかな」
色んなものが高くなっていて、バナナって高いものと安いものがありますが、高いバナナは安いバナナと何が違うのでしょうか。
バナナの生産・販売大手「ドール」の中島さんに聞きました。
ドール マーケティング本部広報室 中島小織室長 「値段が高いバナナは標高が高い場所で育ったバナナ」
高いバナナと安いバナナの違いは産地の「標高」の違い。どういうことでしょうか。
ドールでは標高500メートル以上で育てたものを高地栽培の高いバナナ、標高250メートル以下で育てたものを低地栽培の安いバナナとしています。
ドール マーケティング本部広報室 中島小織室長 「(高地は)栽培時間が長くかかるので、育てるコストも多くかかる」
安いバナナは10カ月ほどで出荷できるのに対し、高いバナナは1年3カ月ほどかかるそうです。
ちなみに味に違いはあるのでしょうか。
ドール マーケティング本部広報室 中島小織室長 「高地栽培バナナは、でんぷん質をじっくりと多く蓄える。なので、もちもちした食感、コクのある甘みを持つバナナになる。低地栽培バナナは、どちらかというとさっぱりした甘さ」