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旧統一教会献金問題で調停が初成立 80代の女性3人に計5000万円超の解決金

社会

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 旧統一教会の高額献金を巡る問題で80代の女性ら3人について、教団側が合わせて5000万円を超える解決金を支払うことで調停が成立しました。調停の成立は初めてです。

 全国統一教会被害対策弁護団によりますと、教団側と調停が成立したのは北海道、中国地方、東京都内に住む女性3人です。

 3人はいずれも80代で、「緊急解決事案」として弁護団が早期解決を目指して調停を進めていました。

 女性らから教団側が受け取ったと裁判所が認定した合わせて5000万円超を教団側が解決金として支払うことになります。

 弁護団によりますと、教団からの被害を訴える集団提訴において調停が成立したのは初めてだということです。

 弁護団は「大きな前進」としながらも教団側が個別で交渉を進めているケースがあることに触れ、「直接交渉だと被害額より安く解決を迫られる。弁護士に相談してほしい」と話しています。

 教団側は「当法人は集団調停に対して1件1件丁寧に事実調査を行い、個別の回答を重ね、早期解決に取り組んで参りました。今後、本件の早期解決に向けてより一層、積極的に取り組んで参ります」とコメントしています。

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