福岡県須恵町で偽造された教員免許状を使ったとして逮捕された補助教員の男が、過去に児童ポルノ禁止法違反の罪で有罪判決を受け免許を失効していたことが分かりました。
近藤正仁容疑者(66)は今年1月、福岡県須恵町の補助教員採用に際し、偽造された教員免許状の写しを提出した疑いが持たれています。
関係者によりますと、近藤容疑者は20年前に児童ポルノ禁止法違反の罪で有罪判決を受けていて、教員免許を失効したということです。
当時は、古畑正仁という名前でしたが、名字を近藤に変えたということです。
須恵町は採用の際、性犯罪に関する免許の失効履歴が分かる全国のデータベースで確認していましたが、名字が違うことからすり抜けられたとみられています。