大麻を共同所持などした罪に問われている大学ラグビーの強豪・天理大学ラグビー部の元部員2人に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
天理大学ラグビー部、元部員の弘田士道被告(21)と島田郁被告(21)は6月、ラグビー部の寮で大麻を共同所持・使用した麻薬取締法違反の罪に問われています。
裁判で検察は「被告には大麻の常習性があり、再犯の可能性が高い」などと指摘し、拘禁刑1年を求刑。
弁護側は、被告は深く反省しており更生に期待ができるなどとして、執行猶予付きの判決を求めていました。
判決で奈良地裁は「違法薬物の効果を求めた安易で短絡的な動機」としたうえで「反省の態度を示し、生活の立て直しを図りつつある」として、拘禁刑1年、執行猶予3年を言い渡しました。