先週末の日経平均先物は公明党の連立離脱、アメリカと中国の関税戦争の再燃などを受けて急落、日経平均の終値に比べ3000円以上下げた4万5200円で取引を終えました。
しかし、週明けから急激に値を戻し、14日朝には一時1800円戻した4万7000円台を回復しました。
マネックス証券 広木隆氏 「(トランプ大統領が)中国との貿易は『心配ない』とコメントを出したということで、安心感が広がったと思う。一時TACOという言葉が非常にマーケットではやったが、Trump Always Chickens Out(トランプ・オールウェイズ・チキンズ・アウト)、トランプ大統領はいつも最後、尻込みをするというはやり言葉。今回もまたそんな感じではないか」
連休明けの市場はどう動くのでしょうか?
「結局、トランプ大統領が一夜にして態度を豹変(ひょうへん)させたことは、マーケットはある意味慣れっこ。その背景には、中国がレアアースを握っていることが大きい。そういったところでまた双方折り合う格好で、最終的には妥結するんではないかという見方がマーケットで徐々に優勢になるんではないか」
(「グッド!モーニング」2025年10月14日放送分より)