与野党の対立で国会審議が進まない状況が続いています。与党からは野党の審議拒否について「時代遅れの手法ではないか」と批判が出ています。
■野党が国会運営を批判
笑顔で手を振る高市早苗総理大臣。3日夜、訪問先のインドから帰国しました。
そんな総理に迫られるのが、与野党の対立で膠着(こうちゃく)状態が続く国会への対応です。
中道改革連合 小川淳也代表 「高市さん党首討論に出てきてください。高市さん予算委員会に出てきてください」
国会の会期末まで2週間を切る中、対立の原因となっているのが、自民党と連立与党を組む維新の肝煎り(きもいり)政策、「議員定数削減法案」と「副首都関連法案」です。
与党側は、今国会での成立を目指してきましたが、その国会運営に対して野党から批判の声が上がっています。
小川代表 「政権与党の一角の“趣味”ともとられかねない議論に引っ張られ、自民党内でも人望を失い、野党各党からは当然信任されない状況が続けば、最終的には総理大臣ご自身の政治生命にかかわる」
肝煎り政策を趣味と揶揄(やゆ)された維新の吉村洋文代表は、自身のSNSで「なんで公約を実現したら政治生命に関わるんだ?民主党は定数削減を公約に掲げていたけど、実現していない。実現しそうになったら、審議拒否」と反応しました。
■“皇室典範改正”議論は
3日は「皇室典範改正案」の審議日程を協議する予定でした。しかし、野党が「定数削減」と「副首都」関連の法案の今国会成立断念を審議入りの条件としたため、折り合っていません。
自民党 村井英樹氏 「主張するだけで国会審議に応じない、審議拒否をするというやり方は今の国民の皆様の期待に答えることにはならない、時代遅れの国会審議の手法と我々は考えております」
与野党の激しい攻防が収束する気配はなく、国会正常化のめどはついていません。
(2026年7月4日放送分より)