夏の高校野球香川大会の開幕が近づいてきました。香川の注目校を紹介していきます。
大手前高松の3年・高橋一稀は身長185cmながらスピードも兼ね備えた大型ショート。力強いバッティングが持ち味で、1年夏の香川大会から3番を任されています。
今は副キャプテンとしてチームを引っ張る存在に。
(大手前高松/高橋一稀 選手[3年])
「副キャプテンとしてしっかり自分が活躍して、甲子園行けるように頑張りたいです」
そんな高橋の成長を支えたのは父・昌男さんです。
(大手前高松/高橋一稀 選手[3年])
「(試合に)来て毎回試合終わった後にアドバイスだったり、だめだったところを毎日言ってくれてたので、そういうサポートがあったからたぶん今の僕があると思います」
しかし、昌男さんは2025年7月、病気のため50歳の若さで亡くなりました。
(大手前高松/高橋一稀 選手[3年])
「日常生活でいつもいた場所にお父さんがいないので辛いし悲しいというのもあったんですけど、常に見てくれてるっていうのが自分の中にあると思うので、大事な時に自分が打っていいところ見せたいっていうのがあって思い出す」
亡くなったのは2年夏の香川大会の直前。チームに影響しないよう前を向こうとする高橋を元気づけたのは……同級生でキャッチャーの松岡奏汰でした。
実は2人、幼稚園のころから仲良しの幼なじみ!
(大手前高松/松岡奏汰 捕手[3年])
「一稀はやっぱり頼りがいがあるんですけど、メロいですね存在が。(Q.どんなところが?)クールです、プレーとか姿がもう引き付けられるものがあるなって思います」
2人で副キャプテンを務め、練習の行き帰りも一緒だという仲良しぶり。お父さんが亡くなったことも最初に伝えました。
(大手前高松/松岡奏汰 捕手[3年])
「夏前っていうところだったのでやっぱりチームにいてもらわないと困る選手なので、一緒に帰ったり野球する中で、会話量は増やすようにしていました」
(大手前高松/高橋一稀 選手[3年])
「(Q.支えられたと思う?)はい、めちゃめちゃあります。学校とかでもよく常に喋るタイプなので、そのとき盛り上げてくれて自分の気持ちも盛り上がったかなと思う、ありがとう」
親友の力も借りながら前を向きチームを引っ張ってきた高橋。2025年の夏以降、使い始めたものがあります。
(大手前高松/高橋一稀 選手[3年])
「これです」
お父さんが使っていた財布です。
(大手前高松/高橋一稀 選手[3年])
「常に近くにいるので頑張れるっていうところがあります」
(大手前高松/高橋一稀 選手[3年])
「あまりしゃべらなかったんですけど甲子園、最後の夏大見に行けるかわからんけど頑張れって言われて/これと一緒に行くことでお父さんも甲子園の空から見られると思うのでしっかりお父さんのうれしそうな顔を想像して頑張りたいと思います」
(2026年7月3日放送「News Park KSB」より)