イランでは前の最高指導者ハメネイ師の国葬が終了しました。終了後、開催される予定のアメリカとの協議が再開するかは不透明な情勢です。
イラン国営放送は10日、アメリカとイスラエルの攻撃で殺害された前の最高指導者アリ・ハメネイ師の棺(ひつぎ)が故郷の北東部マシュハドで埋葬され、国葬が終了したと伝えました。
戦闘終結に向けた協議は国葬の後、早期に開催される予定ですが、国葬期間中にイランとアメリカとの間で攻撃の応酬が起きていて、再開できるか予断を許さない状況です。
こうしたなか、イランのアラグチ外相は9日、カタールやオマーンの外相などと個別に電話会談を実施しました。
パキスタンのムニール元帥との会談ではアメリカの攻撃を「覚書の内容に対する明白な違反だ」と非難し、「アメリカ軍によるいかなる冒険主義的な行動に対しても警告する」と強調しています。
イラン国営通信は9日夜、南部の州などで複数回の爆発音が確認され、軍の基地が攻撃を受けたと報じましたが、CNNは政府当局者の話として「アメリカ軍は攻撃していない」と伝えています。
イスラエルの当局者も攻撃への関与を否定しているということです。