今年のノーベル物理学賞が発表され、素粒子の一つ「ニュートリノ」の研究で知られるアメリカの大学のフランシス・ハルツェン教授が選ばれました。
アメリカ・ウィスコンシン大学マディソン校のフランシス・ハルツェン教授(82)は、南極に作られた観測施設「アイスキューブ」での国際プロジェクトを主導し、高エネルギーの「ニュートリノ」が実在することを世界で初めて突き止めました。
南極の地下1500メートル以上の深さに設置された「アイスキューブ」は、ニュートリノが氷の電子などと衝突した際に生じる光を観測するおよそ5000個の検出器が埋め込まれています。
従来の水槽を作って光を検出する方法とは違い、南極の広大な氷河を活用することで、波や風の影響を受けずにより広い範囲でニュートリノを観測することを実現させました。