島の憩いのスポットになりそうです。香川県高松市沖の離島、男木島に移住した夫婦がベーカリーカフェをオープンさせました。島の住民たちはこの日を心待ちにしていました。
高松市男木島の港から歩いて数分の場所に、ベーカリーカフェができました。11月17日にオープンした「ダモンテ商会」です。
世界一周旅行の途中で男木島に出会い、去年8月に茨城県から島に移住したダモンテさん夫婦が店をオープンさせました。古民家の木のぬくもりが感じられるおしゃれなカフェです。ダモンテさん夫婦が自宅敷地内にある築99年の納屋を、今年1月から自分たちで改装して作ったのです。
(ダモンテ海笑さん) 「ユーチューブで屋根、断熱材、施工で検索する、いろんな工務店の動画がアップされてる、あ、そういう風にやんねやみたいな。便利になりました。」
天然酵母から作るパン、カンパーニュなど焼いたり料理を提供するのは、めしがうまいパンやを目指している夫の海笑さん(32)です。
(ダモンテ海笑 さん) 「そうなんです出来立ては一番おいしいんです。」
小さな島ではなかなか味わえない本格的なコーヒーもあります。実は妻の祐子さん(36)は、かつて大手コーヒーチェーン店スターバックスで店長を務めていました。コロンビアの農場まで足を運び、自ら納得した豆だけを選んだこだわりのコーヒーが好評です。
島の人たちもカフェのオープンを心待ちにしていました。思い思いにくつろぎのひとときを過ごしていました。
(島のおかあさんたちはー) 「食べるところができてええよ。落ち着いてね、食事ができるね。」 「これモーニングいうて注文した、うん。ちょっとパンが固いかなと思ったけどそろそろ(ゆっくり)食べた。時間かけて」
(ダモンテ海笑 さん) 「自分の時間をうまく使えるかなっていうのと、ここだからあんまり気負わずあせらず、自分たちのペースでできるので。」
2階からは瀬戸内海を臨むことができます。島民の憩いの場として、島を訪れる人にもくつろぎスポットとして人気となりそうです。 お店は当面、木曜日から日曜日の朝8時半から夕方午後5時までの営業。月曜から水曜はお休みなのでご注意ください。