水族館に犬?です。 玉野市の水族館で、来年の干支イヌにちなんだ展示が行われています。
石のうえでじっとしているコクテンフグ。英名では・・・
(玉野海洋博物館/岡秀彦館長) 「ドッグフェイス・パファーっていう名前です。直訳すると犬顔のフグということで・・・」
しばらくすると泳ぎ始めました。
(記者) 「あらら・・犬っぽいですね・・・じっとしている時はあんまり思わなかったんですけど、こうやって見ると犬・・・ですね。」
水族館によると、犬の鼻筋を思わせる顔の形をじっくり観察してほしいということです。
玉野海洋博物館では毎年、干支にちなんだ海の生き物を紹介しています。9日からは来年の干支はイヌの展示が始まりました。
あたたかい海にいる大人しいサメ、イヌザメ。なぜ、イヌかというと。
(玉野海洋博物館/岡秀彦館長) 「砂の中にある餌をさがしまわってにおいをかぐような仕草からイヌザメという名前がついたようです。」 (餌をさがしてにおいをかぐ・・・クンクンクンクン犬が歩き回るような感じですかね。) 「そうですね。」
このイヌザメ。大きく成長なっても1メートルを少し超える程度でおとなしいサメということです。
そのほかは、イヌの犬歯のような歯があることから英名にドッグがつくゴマフエダイ、顔が犬のチンに似ていることにちなんだ名前のチンアナゴが干支の魚として紹介されています。
21回目をむかえるこの展示ですが、年によっては中身が決まらず苦労することもあるそうです。 (玉野海洋博物館/岡秀彦館長) 「十二支ありますけれども、けっこう厳しいものもありますね。ひつじ年とか色々探したんですけど、1種類しか見つからなくて。 (スタッフ)みんなでミーティングして考えてます。」
来年の干支イヌにちなんだこの展示。来年1月末まで開かれています。