今年の出来は上々です。牛窓産のオリーブで作ったオリーブオイルの試食会が、瀬戸内市で開かれました。
(記者) 「牛窓町にやってきました。温暖な気候を生かしたオリーブの栽培が盛んです。」
地元のオリーブを使った「エキストラバージンオリーブオイルうしまど」の発売を21日に控え、日本オリーブオイルが試食会を開きました。
熱処理などを加えずに作るオイルの中でも、最高品質のものをエキストラバージンオリーブオイルと呼びます。その評価の基準として重要なのがテイスティングです。
本格的に体験してもらおうと、実際の検査で使う青いグラスを用意しました。色で先入観を持たれないようにするためです。
まずは、オリーブオイルの香りを楽しみます。今年は、熟したリンゴやバナナのようなフルーティーな香りが際立っています。そして気になる味は…
(記者) 「オイルと思えないぐらいのどごしが良くて、のどの奥にピリッとした刺激がありますね。」
(日本オリーブ/吉田靖弘 製造部長) 「ピリっとした刺激は例年と比べると少しトーンが下がっていて、よりマイルドで不慣れな方でも飲みやすい味に仕上がっていると思います。」
エキストラバージンオリーブオイルは、生で料理に使うと香りや味が引き立ちます。参加者は、牛窓産のオリーブオイルの魅力を存分に味わっていました。
(参加者) 「じっくり味わうと、とてもフルーティーでまろやかなお味が分かりました。」 「初めて本格的なグラスでテイスティングさせていただいて、とてもおいしかったし、牛窓でこんなものが作られているということを再確認しました。」