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瀬戸大橋30周年を前に…橋脚の島で最後の卒業式 香川

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 70年の歴史に幕です。瀬戸大橋の橋脚の島、香川県坂出市にある櫃石島の中学校が3月いっぱいで閉校します。13日、最後の卒業式が行われました。

(荒川千登勢アナ) 「4月に開通30年を迎える瀬戸大橋が架かる櫃石島の中学校で、きょう唯一の3年生が卒業します」

 3年生の櫃本凌君です。式には坂出市長や島民ら、約30人が出席しました。

(坂出市立櫃石中学校/宮脇史郎 校長) 「ここ櫃石の地で育まれた豊かな心とみずみずしい感性、そして本校最後の卒業生としての誇りと自信を持って、夢に向かって挑戦し続ける人生をこれからも力強く歩まれていくことを期待しています」

(副担任/横関朋大 さん) 「時には私のギターとともに洋楽の歌を歌い、時にはドラえもんになりきって英語のせりふを言うなど、君とだからこそできた授業の数々。今でも鮮明に覚えています」 (担任/清水一斗 さん) 「私の中で印象に残っているのは、やはり毎日のように互いに言い合った冗談の数々です。冗談ばかり言っているせいか郊外学習の時には兄弟と間違われたこともありましたね。いつも周囲を楽しませてくれてありがとうございます」 (養護助教諭/岡本美香 さん) 「4月から始まる高校生活、中学校では経験できなかった同級生と過ごす時間を思い切り楽しんでください」

(櫃石中学校 最後の卒業生/櫃本凌 君) 「櫃石中学校での3年間、私はたくさんの人と出会いたくさんのことを学びました。この学校で経験した全てのことは私のこれからの人生にとってとても大切な宝物になると思います」

 櫃石中学校は1947年に開校し、ピークの1961年には69人の生徒が通っていました。少子化で島の子どもが減る中、30年前の瀬戸大橋開通によって島の外の小・中学校へ通うことが可能になり、生徒の減少が加速しました。  島にはまだ小学生も中学生もいますが、全員が瀬戸大橋を通って島の外の学校に通うことを希望したため、今年度で閉校することになりました。


(櫃石中学校 最後の卒業生/櫃本凌 君) 「この学び舎を巣立つのでさみしいです。高校生になって友達を作っていき、友達にこの島を紹介してあげたいという気持ちでいっぱいです」



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