親子でチャレンジします。子どもたちの夢の実現を親子で目指そうというワークショップが1日、高松市で開かれました。
ワークショップには県内外から小中学生の親子、約100組が参加しました。子どもたちは好きな勉強や、これまでに頑張ったことなどを用意されたシートに書き込みました。
主催したのは、家電量販店の元会長で、現在は全国で600人以上の経営者らを指導する大坂靖彦さん(73)です。大坂さんは、経営塾での指導の際、子育てに悩む人が多かったことから、人生設計を船旅に例えた子ども向けのプログラムを発案しました。
(記者) 「別室では、保護者向けのセミナーが行われています。ポイントは子どもたちを萎縮させないことです」
(大坂塾/大坂靖彦 塾長) 「こんな子になってほしいという理想、この理想像を子どもに押し付けるけど、ギャップはものすごいですね。子どもにしてみたら自分の弱点ばかりを毎日、ネガティブな言葉で小さいころから育ってしまう」
大坂さんは将来、成功したいと考える子どもがアメリカでは約5割いるのに対して、日本だと1割程度だと話しました。
子どもたちは、なりたい職業やこれから取り組みたいことをシートに書いて発表しました。
(参加した子どもはー) 「新しい自分流のカフェを開くことが自分の夢です。そのために調理師と衛生師の資格をとってバイトでお金を貯めます」 「repipi armarioのショップスタッフです。好きなモデルさんの雑誌を切り抜いて貼っています」
(参加した母親はー) 「口うるさく娘に声をかけてしまっていたので、もう少し遠くで見守るという形をこれからはとっていきたい」