岡山市でメーデーが開かれ、参加した労働者たちが長時間労働の是正などを訴えました。
連合岡山主催のメーデーは、今回が29回目です。運輸関係や公務員などの労働組合37団体から約3000人が参加しました。
連合岡山の金澤稔会長は、政府が進めている働き方改革関連法案について危機感をあらわにしました。
（連合岡山／金澤稔 会長） 「安倍政権はこの働き方改革の一番の目的として、経済を発展させるために、この働き方改革という名のもとに、労働者保護ルールに穴を空けようとしています」
そして、本当に労働者のためになる「働き方改革」を実現するため、格差是正や長時間労働問題の解決を目指すメーデー宣言を採択しました。
（参加した労働者はー） 「（働き方改革について）なかなか（勤務）時間が長くなってしまうので、あまり実感はないです」 「拘束時間が長いので、私生活に影響が出ている」
（参加した主婦はー） 「短時間（勤務）でって感じで探してるんで、そういう条件に合うところがあればと思って探してますけど、なかなかフルでは小さい子がいたら難しいかな」
