岡山県新見市の高梁川上流でアユ釣りが解禁され、釣り人たちでにぎわっています。
新見市を流れる高梁川の支流・小阪部川では、10日からアユ釣りが解禁されました。朝早くから釣り人たちが、8メートルから10メートルの釣り竿をかざし、糸を垂らしていました。
アユ釣りは「友釣り」と呼ばれる方法が主流で、おとりのアユ1匹に針を付けて川に放すと、他のアユが針に掛かります。縄張りに侵入してきた他のアユを追い出そうと、体当たりする習性を利用したものです。
新見漁業協同組合では4月から5月にかけてアユの稚魚、約29万匹を放流しています。 今年は水量も平年並みでアユの育ちも良く、梅雨が明けるころには、大きく育ったアユが釣れそうだということです。
高梁川上流のアユ釣りは11月末までで、漁協が発行する遊漁証が必要です。