豪雨災害の影響が観光にも大きく広がってきています。8月4日に岡山市の旭川河川敷で開催予定だった花火大会の中止が決まりました。
(岡山商工会議所/高橋邦彰 専務理事) 「諸般の事情からやむなく中止と判断させていただきました」
被災地に多くのボランティアや警備員が集まっているため、観客の安全を確保できるだけの十分な警備体制が取れないと判断し、中止を決めたと説明しました。
「おかやま桃太郎まつり」の花火大会には例年30万人以上が来場します。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「これはただごとではないなということを感じています」
一方、岡山県の伊原木知事は、豪雨被害による県内の旅館やホテルのキャンセルが約10万人、総額は10億円となる見込みを明らかにしました。
伊原木知事は風評被害を払拭するため、観光サイトやSNSを活用して積極的に情報発信していく方針を示しました。