台風の接近を前に、倉敷市真備町を流れる小田川の中州などに生えている樹木の伐採が行われています。
(記者) 「今重機を使って、水の流れをスムーズにする作業が行われています」
小田川の中州に生い茂っていた木を倒して、重機で取り除いています。
今回の豪雨では、真備町を流れる小田川の堤防2カ所が決壊しました。住民からは、川の中州などに生えている木が放置されていて、これが洪水を招く要因だったのではないかとの指摘が上がっていました。
こうした声に対し、倉敷市の伊東市長は会見で「国に対して何年も前からお願いして整備していただいている」と反論していました。
国土交通省では「この作業は、毎年秋以降に行っていて、今年は豪雨でごみなどが引っかかるなどしたためその撤去も含めて時期を早めた」と説明しています。