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戦争の記憶と平和のメッセージを発信 香川県戦没者追悼式

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 戦争の記憶と平和のメッセージを発信しました。香川県の戦没者追悼式が、高松市で開かれました。

 追悼式には、遺族ら321人が参列しました。  遺族代表の竹森チヨ子さん(100)は戦地のフィリピンで夫を亡くしました。

(竹森チヨ子さんのメッセージ・長女の音泉千恵子さん76歳が代読) 「働き続けても戦後の生活はとても苦しいもので、心の痛みや悲しみにも耐え、ただ生きることに無我夢中の日々でした」

 志度中学校2年生の高木叶華さん(13)の曽祖父は、終戦2カ月前の1945年6月に戦死しました。

(志度中学2年/高木叶華さん 13歳) 「今、私たちは『平和』という名のとても頑丈な船に乗っていますが、いつ荒波に襲われるかもしれません。(戦争を)決して風化させず、私はこれからも命の尊さを訴え続けていきます」

 香川県の戦没者は、去年から30人増えて3万7756人となりました。

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