厳しい暑さの中で驚きの涼しさです!香川県で、自然に涼をとることができる、とっておきのスポットを取材しました。
香川県綾川町の高鉢山には「風穴(ふうけつ)」と呼ばれるひんやりスポットがあります。
(訪れた人は―) 「別世界ですよ。サウナの逆バージョン。すっごい気持ちいい」
(白戸ゆめのリポート) 「今手元の温度計は36℃をさしています。風穴の中はいったい何度になっているのでしょうか?」
「この道ですら、涼しい風が伝わってきますが…涼しいです!夏場なのに凍えるほど、ひんやりしています。温度計見てみましょう。10℃をさしています。すごい、寒いくらいですね」
日本三大風穴の一つと言われている「高鉢山の風穴」は、大正時代、冷蔵庫代わりとして豆などの食料の保存に使われていました。
(白戸ゆめのリポート) 「どうしてこんなに涼しいかといいますと、石垣の間から風が出ているからなんです」
風穴が涼しい仕組みは、石垣や岩の間を流れる空気が、地下水に冷やされるためだといわれています。この日も涼しさを求めて、多くの人が風穴にやってきました。
(訪れた親子は―) 父「本当にすごい涼しくてびっくりしました」 子「涼しいです(Q.夏だけどこういうところいいかな?)はい、いいと思います」 父「こういうところでずっといたいですね。でもずっとおったら風邪引くね」
記録的な暑い日が続く今年の夏。自然が生んだ天然クーラー、「風穴」で一休みしてみてはいかがでしょうか?