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川金HDの免震・制振装置データ改ざん 香川大学や県庁東館の耐震改修工事でも

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 KYBに続き、川金ホールディングスが免震・制振装置の検査データを改ざんしていたと発表した問題で、香川県でもグループ企業が製造した不適合製品が出荷されていたことが分かりました。

 香川大学によりますと、高松市にある教育学部の建物に制振装置が、三木町にある医学部付属病院に免震装置が使われている可能性があるということです。

 また、香川県庁舎東館の耐震改修工事でも、川金ホールディングスのグループ企業の免震ダンパー10基を使用する予定でした。

 香川県によりますとまだ免震ダンパーは納品されおらず、不適合な製品かどうかは確認できていません。

(香川県営繕課/安藤暢英課長) 「今回この事案、県民の関心も高い安全にかかわる重要な事案ということで情報提供させていただいた」

 香川県庁舎東館の耐震改修工事は、2016年12月から行われています。2019年12月までに完了する予定で、工事の日程に影響はないということです。

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