冬に備えるために、岡山市の岡山後楽園で恒例の「松のこも巻き」が行われました。
「こも巻き」は松についた害虫が冬を越すために地面に下りる習性を利用した、伝統的な駆除方法です。
17日は、造園会社のスタッフが後楽園の約240本の松に、わらで編んだ「こも」を巻いていきました。
岡山市の17日朝の最低気温は平年並みの14.2度。「こも巻き」は毎年、寒さが本格化する前のこの時期に行われています。 後楽園を訪れた人たちも冬支度が進む様子を、カメラに収めるなどしていました。
巻いた「こも」は、虫たちが再び活動を始めるとされる3月の啓蟄の前、来年2月20日に取り外す予定です。