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豪雨被災地の憩いの場に…「おひつの家」でホカホカ支援 岡山・総社市

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 地域の憩いの場になるでしょうか。西日本豪雨で被災した岡山県総社市下倉に、ユニークな形の支援設備が届きました。

 組み立てているのは、高さ3メートル、直径3.5メートルのユニークなおうち。ご飯を入れる「おひつ」のような形です。

 内側は湿度調整に適した樅を使っています。おひつの家は、真庭市が地元の木材家具メーカー、佐田建美から災害備品として約500万円で購入しました。

 7月末まで熊本地震の被災地で使われていて、総社市には寄り合いなどで使ってほしいと2年間貸し出します。

 おひつの家は、西日本豪雨で被災した総社市下倉・草田地区に設置されています。

(記者) 「西日本豪雨の際には、隣を流れる高梁川の堤防が決壊しました。今も田んぼに土砂が残っています」

 この地区では、約8割の住宅で床上以上の浸水がありました。

(実家が被災した人は―) 「すべてを無くしてしまって、ほんとうに何もない状態です」

(記者) 「こちらは地区の人が集まる集会所でした。浸水被害により現在は使われていません」

 地域では、神社の神楽が中止になるなど、行事や寄り合いもできていません。そんな中、おひつの家は新たな憩いの場として期待されています。

(地域の人は―) 「毎週月曜の100歳体操、お年寄りができない。サロンが月イチあったんですけど、できない…と言ってたらこういうものがあるいうて。しゃべったりなんか食べたりしたらいい」

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