再び産業廃棄物が見つかりました。香川県土庄町豊島の産廃処分場跡地で行われていた追加調査で、ドラム缶のような「金属の塊」が大量に見つかりました。
金属の塊が見つかったのは、県が追加調査を行っている予定地の4区画のうち海側の1区画です。 19日朝の調査で、ドラム缶のような金属の塊が金属の塊が25個見つかったということで、重さは約9トンだということです。
まだ、地中に残っている可能性もありますが、これ以上保管ができないので、現在は掘り起こしを止めている状況です。
県では11月6日から4つの区画で、地表2、3メートルのところを掘り起こして取り残しの産廃がないかどうかを調べていました。
見つかった産廃は、処分地にあるテント内で保管し、性状検査を行ったあとで処理する予定です。
(香川県/浜田恵造 知事) 「出てきたこと自体は残念であり、前回同様、住民の方には申し訳ない」
浜田知事は19日の定例会見で、今回の件を豊島産廃について技術的に検討するフォローアップ委員会に伝えるとともに、当初の予定通り4区画についての追加調査を完了させたいと述べました。