高原に広がるススキを屋根の材料などに活用しようという取り組みが岡山県真庭市で行われています。
蒜山高原にはススキの群生地が約70ヘクタールに渡り広がっています。 真庭市は屋根をふく材料などにススキを活用しようと取り組んでいて、約40人がかやぶき職人からススキの刈り方などを教わりました。
参加者は2メートルほどに伸びたススキをカマを使って刈り、きれいにそろえて束にしていました。
(参加者はー) 「こつを教えてもらいましたらけっこう簡単に刈れるようになりました」
刈り取ったススキは、乾燥させて神社のかやぶき屋根の修復に使われます。
(真庭市蒜山振興局/橋本敏郎 地域振興課長) 「今、カヤは需要が高まっています。将来的には、蒜山のカヤを1つのブランドとして、カヤの産地という形で資源として経済の方に使えないかなと」