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元五輪ランナーが被災地に 聖火ならぬ「製菓」リレーで笑顔いっぱい 倉敷市真備町

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 駄菓子で笑顔いっぱいの日になりました。西日本豪雨で被害を受けた倉敷市真備町の幼稚園などで駄菓子のイベントが開かれ、オリンピック選手が子どもたちと一緒に走りました。

 岡山県瀬戸内市に事務局を置く「DAGASHIで世界を笑顔にする会」は、3月12日を「だがしの日」と制定して、4年前から全国の被災地でイベントを行っています。

 12日は倉敷市真備町の岡田幼稚園など、6つの幼稚園や保育園で歌や紙芝居を披露しました。そして、岡山市の高校生や2012年のロンドンオリンピック女子マラソンに出場した重友梨佐さんが、物語に登場した駄菓子を子どもたちに配りました。

(園児はー) 「おもしろい、笑顔になってよかったです」 「楽しかった(Q.なにがおもしろかった?)踊っているとき」

 また今回のイベントのために真備町の小・中学生が用意した特別なお菓子も…

(記者) 「子どもたちに配られたのは、ゼリーとチョコレートでできたお菓子のトーチですよく見ると、作った人のメッセージが書かれています」

(重友梨佐さん) 「私も初めてなので、ちょっとうれしいです」

 もうひとつの目玉イベント「聖火」ならぬ、「製菓」リレーです。子どもたちは重友さんと一緒にトーチを握りしめて、グラウンドを走りました。

(重友梨佐さん) 「いろんなことがあったと思うんですけれど、そういうのを感じさせないぐらい元気でいてくれてうれしくなります」

 また、浸水被害を受けてプレハブ園舎を建てた「まきびの里保育園」でも、製菓リレーが行われました。2004年のアテネオリンピックに出場した坂本直子さんが子どもたちと一緒に走りました。

(坂本直子さん) 「みんな楽しくきょうのこの瞬間を楽しんでくれたなというのが伝わったので私もうれしいですね」


(DAGASHIで世界を笑顔にする会/秋山秀行 会長) 「3.11の次の日でしょ、まず被災地の子どもたちに元気になってもらいたいということで始めたんですけど、駄菓子嫌いな子いないからねにっこりすればもらえると」

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