住民のほとんどが反対している香川県土庄町豊島の太陽光発電所の建設問題です。住民に対する業者側の説明会が26日に豊島で開かれました。
豊島の公民館で行われた説明会には、住民約60人が集まりました。建設を計画しているのは広島県の事業者で、26日は事業者の社長と請負業者らが出席しました。 事業者側は今年2月に行った地面の強度試験の結果などを住民に対して説明しました。住民からは、「景観上問題があるうえに、まだ産業廃棄物があるのにこれを無視して作るのは納得できない」といった意見が出ていました。
(豊島自治連合会・三宅忠治会長) 「反対運動は続けていきたい。検察に上申書を持っていって、上申書をお渡ししてお願いするということもやっていかないといけないと思っています」
(事業者側代理人・沖花和夫弁護士) 「住民の皆さまの反対の理由を一つ一つ伺って、なぜ駄目なのかというところを対応できるような形を丁寧にご提案させて頂いて、歩み寄りを図りたいと思っています」
事業者側では今後も粘り強く住民側と話し合いを進め、少しでも早く着工したいとしています。