香川県警が今年、児童虐待事件として検挙した件数が、9月までの時点ですでに去年1年間を上回っていることが分かりました。
香川県警によると、今年1月から9月までに児童虐待事件として対応し、保護者を検挙した件数は45件にのぼり、去年1年間の件数をすでに上回っています。 このうち、殺人未遂や傷害などの容疑で逮捕したのは27件で、こちらも去年をすでに上回っています。
実の父親や母親のほかに、義理の父親や内縁の男が9人検挙されていて、これは全体の約2割にあたります。
児童虐待の検挙件数が増加していることについて、香川県警は、児童相談所など関係機関との連携を強化したことや社会の関心が高まったことで、警察が対応する件数が増えたことが主な要因とみています。