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香川大学の学生と小学生がアプリで防犯マップ作り フィールドワークで危険な場所を探して登録

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 スマホのアプリで防犯への意識を高めます。

 香川大学の学生が30日、スマートフォン向けのアプリを使って、小学生と一緒に防犯マップを作るフィールドワークを行いました。

 防犯マップ作りに取り組んだのは、香川大学のサークル「防犯パトロール隊」です。高松市の檀紙(だんし)小学校の4年生と一緒に学校の周りを歩いて作りました。

 まず大学生が、どんな場所に危険があるのかを説明しました。  フィールドワークには、歩きながら防犯マップを作れるアプリ「歩いてミイマイ」を使います。  このアプリは、香川大学が香川県警などと協力して開発したものです。

(記者) 「子どもたちは学校の回りで、自分たちにとって危ない箇所を歩きながら探していきます」

 児童たちは「見えにくく入りやすい」をキーワードに、危険な場所を探します。

(参加した小学生) 「このあたりで犯罪が起こりそうな危険な場所はありますか?」 (住民) 「ちょっとあの、路地入ったとこかな。広い通りは明るいけど、あんなとこ一人で帰りよったら、ちょっと危ないかな思うんです」

 危険な場所や安全な場所を見つけたら写真を撮り、理由も添えてアプリで送信します。  送信後、画面の地図には旗のマークが付きます。

 高い植木の影や「SOS子どもの家」などを登録しました。こうした情報を他の班と共有し、防犯マップができました。

(参加した小学生はー) 「(Q.どういうところが危ないなと思った?)ブロック塀とか高かったり、しげみが多かったりするところです」 「そういう(危ない)ところにあんまり近づかないように、気を付けたいなと思いました」

(香川大学防犯パトロール隊/江郷颯人 隊長) 「通学路、普段通ってる道でこんな危険なところがあるとか、逆に危ない目に遭ったら、こういう安全なところがあるからそこに逃げ込めるだったりを、みんなで見てもらって、その後、自分で危険な場所とかを見つけ出していける力っていうのを、これを機に付けていってもらえたら」


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