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練習の成果を発揮できるかな? 新米犬が初参加、嘱託警察犬の競技会 岡山

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 岡山県警の嘱託警察犬の競技会が12日、岡山県総社市で開かれました。初めて参加した新米犬を取材しました。

 岡山県警の嘱託警察犬28匹が競技会に参加しました。行方不明者の捜索活動などにあたるため、岡山県警では33匹を嘱託していて今年は9月末までに91回、出動しています。

 ジャーマンシェパードのハルちゃん(3)は今年6月、嘱託警察犬に委嘱されました。競技会に向けて津山市の小田文男さん(64)と一緒に訓練を積んできました。

(小田文男さん) 「なかなかみんなのようにうまいこといかんようですけど、褒めて褒めて褒めあげてやっていこう」

 最初の競技は「服従」です。「待て」や「伏せ」、板の飛び越えなど飼い主と息の合った動きができるかを競います。

 いよいよハルちゃんの番です。しかし、ジャンプは失敗。

(小田文男さん) 「なかなかうまい具合いかんですね。頑張ったのう、まだ2種目あるけんな頑張ろうで」

(記者) 「いよいよ最後の競技は臭気選別です。ハルちゃんは名誉挽回なるんでしょうか」

 最初に課題の布のにおいを嗅ぎ、5つの布の中から同じにおいを選びます。しかし、ハルちゃんはなかなか布を並べた台に近づきません。3問中2問正解しましたが、普段の練習の成果を発揮できなかったようです。

(小田文男さん) 「(普段は)まっすぐ持ってくるんですけど、色んな犬のにおいがあるんで気にする、場慣れしてないから」

 しかし、最後まで褒めて伸ばすのが小田さんの指導法です。

(小田文男さん) 「みんなの役に立つように訓練していきたいと思います」

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