携帯電話やカーナビなどを使用しながら運転する、いわゆる「ながら運転」の厳罰化が12月1日から始まりました。これに合わせて、高松市では、警察官が交差点で取り締まりを行いました。
高松市檀紙町の交差点では、取り締まりが行なわれました。重点を置いたのは、12月1日から厳罰化が始まった運転中の携帯電話の操作など、いわゆる「ながら運転」による違反です。
(記者) 「警察官は、携帯電話の画面を見ていたり、耳に当てて通話をしたりしているドライバーがいないかなど道路脇から確認しています」
一般のドライバーが車を運転中に携帯電話を使った場合、これまで1点だった違反点数は3点、反則金は6000円から1万8000円と3倍になりました。 12月2日は、1時間の取り締まりで2人を検挙しました。
(高松南警察署/安部一朗 交通課長) 「携帯電話の使用等という違反については、車の運転の基本である前をよく見るという行為が阻害される行為です」
香川県では、2018年に起こった人身事故の中で、ドライバーが「前をよく見ていなかった」ことによるものが6割以上を占めています。その中で、携帯電話やカーナビに関わる事故は18件です。
(高松南警察署/安部一朗 交通課長) 「安全な場所に停車して、周囲の安全を確認して通話するとか、そういう行為を行ってほしいと考えております」