2018年7月の西日本豪雨を受けて、高梁川流域にある4市の市長が26日、河川やダムの管理について意見を交換しました。
意見交換会には倉敷、総社、新見、高梁の4市の市長と中国地方整備局の担当職員らが出席しました。 この中で西日本豪雨で被害を受けた河川の復旧工事の進み具合が報告されました。また市長らは高梁川上流のダムで事前放流を行う場合、精度を高めてほしいと要望しました。
(倉敷市/伊東香織市長) 「放流した場合にどれだけどうなっていくのか、何時間後にということについて精度が高まっていくことが住民の安心につながると思っておりますのでしっかり検討・研究を重ねていただきたい」
(総社市/片岡聡一市長) 「水位のコントロール、事前放流の可否について柔軟に対応していただきたい」
参加者は、ダムの事前放流の判断基準を一部見直し、今後も柔軟に対応することで合意しました。