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宝木を削るかんななどを丁寧に磨く はだか祭り「西大寺会陽」の準備が進む 岡山市

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 「はだか祭り」として知られる岡山市の西大寺会陽の準備が27日、始まりました。

 岡山市東区の西大寺で「会陽事始め」が行われました。

 会陽が行われる19日前に最初の準備として行われる行事です。棟梁の次田尚生さん(81)と息子の典生さん(41)が、宝木を削るためのかんなやのこぎりなど11点を丁寧に磨きました。

 2020年で511回目を迎える会陽は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。約1万人の裸の男たちが福男を目指して宝木を奪い合います。

 29日の深夜に宝木の原木を取り、30日に宝木削りが行われます。宝木の投下は2月15日、午後10時です。

(西大寺/坪井綾広 住職) 「令和を迎えて初めての会陽ということになりますので、何よりも災害がないまた平穏無事な1年になっていただくように、願いを込めてまいりたいなと思っております」

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