新型コロナウイルスの影響で、岡山県では2日から多くの小・中・高校や特別支援学校が臨時休校です。倉敷市や総社市などの小学校では、共働き世帯の子どもの居場所を確保するため児童の緊急一時預かりが始まりました。
倉敷市の中庄小学校では、2日午前8時に受付が始まり、1年生から6年生100人が預けられました。
(保護者はー) 「誰も見る人がいないので、預かってもらえるのはすごい助かります」 「(子どもは)学校に行けるということでちょっと喜んでいた」
(記者) 「それぞれの教室では児童が宿題に取り組んでいます。しかし、感染予防の席は離れて座っています」
倉敷市の小学校の緊急一時預かりは平日の午後2時までで、26日まで行います。学校では登校時に検温をしたり、1時間ごとに手洗いをしたりします。
(児童はー) 「できるだけうつさない・うつされないというのを頑張ってやっています。みんないないし、なんか楽しくもないなと気持ちがいっぱいあります」 一方、総社市の小学校でも1年生から3年生までの児童を対象に、緊急一時預かりを始めました。 総社東小学校では片岡聡一市長が視察に訪れ、子どもたちに声を掛けていました。
岡山県では約550の公立学校が2日から臨時休校です。小学校の緊急一時預かりは、倉敷市や総社市、新見市の95校のほかに、3日から臨時休校する真庭市の20校でも行われ、他にも検討をしている自治体があります。