新型コロナウイルスの影響で臨時休校している岡山市の中高一貫校では、インターネットを活用して生徒が学習しています。
岡山市南区の岡山中学校・高校では、2月29日から4月7日まで臨時休校し、生徒は家でオンライン学習を行っています。
午前9時ごろ、担任は生徒から送られてきた学習状況や体調を確認してメッセージを送り、連絡がない生徒には電話をします。
(教員はー) 「様子が見られないので様子がどうなのかなというのを確認しました」
物理の動画です。
(動画ー) 「電圧=電流×抵抗でしたね」
動画は学校の教員が作ったもので、Googleのシステムを使って配信します。この学校ではオンライン学習を2年前から高校の夏休みなどで取り入れていましたが、今回は全校に向けた学習やテストでも導入します。
学校には教員が約60人いますが、感染予防のため3日から一部の教員の在宅勤務も行われています。
(岡山中学校・高校/早川治 校長) 「先生方が『こういうことができるんだ、こういうふうにすればいい』ということをお互いに話し合われて、良いものになっていっているので(この機会での)新しい試みは有効だと思っています」