西日本豪雨の被災者を支援してきた倉敷市真備町のボランティアセンターが31日、約1年8カ月の活動に幕を下ろしました。
「まび復興支援ボランティアセンター」が31日、閉鎖しました。3月寄せられたボランティアの依頼は3日間、23件で「一定の役目を終えた」と判断しました。
ボランティアセンターは西日本豪雨が起きた2018年7月、倉敷市玉島長尾に開設されました。全国から集まったボランティアはバスで真備町の被災地に向かい、荷物の運び出しや清掃活動などに取り組みました。
2019年4月からは現在の場所に移転し、活動を縮小していました。これまで参加したボランティアは延べ約7万6500人で、約6300件の依頼に応えてきました。
4月1日からは、倉敷市真備支え合いセンターが被災者の相談に応じます。
(まび復興支援ボランティアセンター/小野行弘 所長) 「本当にどうなるんだろうかなという状況から、ここまでこれたのはボランティアさんの力が大きかったんだなと、感謝申し上げたいというふうに思っております」