イベント用の施設が6月から再開します。利用制限やイベントの自粛・縮小が求められる中、各施設の予約状況は厳しい状況が続いています。
高松市のサンメッセ香川は、4月25日からの1カ月余りの休館を経て、6月1日から大展示場と小展示場を再開します。しかし、6月の予定は1件も入っていません。
(記者リポート) 「これだけ大きい会場だからこそ、人が戻ってくるのも少し先になりそうです」
(サンメッセ香川/運営管理課長 木村隆之さん) 「準備に時間がかかりますので、近い日でイベントを開催するのはなかなか難しい」
例年この時期は、3000人規模のイベントなどが月に10件以上入っています。 再開後は、日本展示会協会が6月上旬に示すガイドラインに沿って運営していきます。
(サンメッセ香川/運営管理課長 木村隆之さん) 「不特定多数の方がいらっしゃいますので、感染予防がしっかり行えるように、こちらの方もサポートできれば」
「サンポートホール高松」は、6月1日からホールの利用を再開します。最大1500人が収容できる大ホールは去年の6月、18件予約が入っていましたが5月29日時点で6月はゼロ。300人収容の2つの小ホールも合わせて5件しか入っていません。
(高松市文化芸術財団/安部雅之 常務理事) 「いわゆる2メートルの距離を空けるとか、概ね定員の2分の1というような制限がかかっておりますので、利用制限が解除になれば、秋ぐらいには元の状態に戻れるのかなというふうには考えております」
一方、高松市の全ての屋内スポーツ施設は5月18日から再開(※トレーニング室は6月1日から)。卓球サークルも活動を再開しました。
(利用客はー) 「やっとできるんだと、体が思うように動かないので、やっぱり1カ月のブランクは大きいなと思いましたね」
再開から約2週間が経ち、利用者は徐々に増えてきているそうです。
(高松市スポーツ協会 スポーツ推進課/鎌田幸一 課長) 「夜に関しては、どちらかというと通常の状態に少しずつ戻りつつあります。少し慎重にこちらの方としても応援していくような形になってますね」