老朽化した信号機の維持管理や今後の整備のあり方について香川県警が有識者を交えて検討を始めました。
香川県警が立ち上げた検討会には、都市計画を専門とする大学教授や四国地方整備局、香川県などから18人が出席しました。
香川県には、今年3月末時点で四国4県で最も多い、2103基の信号機が設置されています。 製造から19年を基準に毎年100基ほどを更新していて、2019年度は、移設や改良を含めて約5億円の経費がかかりました。
検討会では厳しい財政状況の中、更新経費を抑えつつ、自動運転技術の発展や交通量の変化も踏まえた今後の整備のあり方を今年11月ごろに取りまとめる予定です。
(香川県警察本部交通部/田中康一 交通管制官) 「県内の交通事故を抑止するために、最適な形で交通信号機を設置・移設ができればいい」