岡山県新見市の養魚場で、チョウザメの性別を判別する作業が行われています。
新見市唐松の養魚場「MSファーム」は1万8000匹のチョウザメを飼育していて、年間50キロから70キロのキャビアを生産しています。
(MSファーム 養殖課/義国武範 課長) 「プチプチというのが無くて、とろっと口の中で溶けていくっていうのが(新見市の)フレッシュキャビアの特徴です」
チョウザメは性別の判断が難しく、医療用の器具でお腹の一部を切り開いて卵巣の有無を確認します。その時間はわずか2分。
性別が分かるとオスは食用に出荷します。メスは成魚になるまで3年間飼育し、卵を採ってキャビアに加工します。
MSファームでは今年、4000匹の性別を年末までに判別します。