瀬戸内の魅力が詰まった洋服が並びます。高松市のギャラリーで香川の伝統的な織物「保多織(ぼたおり)」を使った洋服の受注会が始まりました。
受注会を開いたのは香川県出身のデザイナー、平川めぐみさんです。 平川さんは3年前に香川の伝統的工芸品「保多織」を使ったファッションブランド「ツムギ」を立ち上げました。
「保多織」は吸水性や保温性がいいのが特徴で、会場にはツムギの秋の新作約20点が並びました。
(ツムギ デザイナー/平川めぐみさん) 「保多織は凹凸感がある独特の織り方をしているんですけど、肌に当たったときにさらっとしていて肌触りが良くて」
(野口真菜リポート) 「ゆったりとしたシルエットに袖口のボリューム感や背中のリボンがポイントになっています。やわらかい肌触りで、いつまでも着ていたくなるような着心地です」
(お客さんはー) 「袖を通したときに、肌あたりがよくてびっくりしました」 「毎シーズン見に来ているんですけど、すごく気持ちいいので、秋で赤だったり濃い色があるのが鮮やかでかわいいなと」
(ツムギ デザイナー/平川めぐみさん) 「こういう時期なので、色の力を借りて『洋服って楽しいもの』だよねっていう原点に立ち返ってもらいたいなという気持ちで作っています」
受注会は9月6日まで高松市の「まちのシューレ」で開かれていて、自分好みの「色」や「丈」の服を注文することができます。